幽玄衆の物語 第三話 凪二巡 —— 影の長さ
任務の帰り、凪はひとり夜道を歩いていた。先代の御廟のことが、頭から離れない。誰が花を供えているのか。門番の誰も見ていないというのに。ふと、覚えのある道に足が向いていることに気づいた。御廟へ続く道だ。無意識に、そちらへ向かっていた。御廟の前に...
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